【ブログ】木のこと、樹のこと。 | 永和住宅株式会社

【ブログ】木のこと、樹のこと。

こんにちは!
はじめまして、設計部の木村です。

このたび、新展示場「杉木立」を8/29にOPENさせていただきました。建築するにあたり木をふんだんに活用しましたので、今回はその点を中心にご紹介させていただきます!

木には「針葉樹」と「広葉樹」がございまして、文字通り葉の形が違うだけでなく、実は杢目(もくめ)も違います。針葉樹は杉やヒノキに代表されるように、樹形がまっすぐで木肌が柔らかく優しいイメージですが、広葉樹はケヤキ、ナラなど硬木で色も樹種によって異なり様々で表情豊かです。
そんな木の特徴と個性を家の各所に適材適所で使用していき、1軒の家が出来上がっていきます。

私共、永和住宅では製材から設計・施工・アフターサービスまで、全体を一貫体制で家づくりに取り組まさせていただいております。展示場では完成した形しかお見せできないため、加工前の材料がどのように家の一部になっていくかを写真とともにご紹介させていただきます。

まずは、今回の展示場の大黒柱でもあるヒノキの8寸角柱(24cn×24cm)です。

仕口加工前の柱
中央の太い柱が大黒柱

このような太い柱は機械で加工ができないため、工場で製材し棟梁により梁や土台との仕口(接合部)を手加工で加工します。それを建方時に組み上げ、このように家の構造の中心となるように建てられています。

次はキッチンカウンター。
今回はケヤキの一枚板を選びましたが、弊社の倉庫にはいろいろな樹種の板が眠っており、あえて癖のあるものを選びました。

倉庫に眠っていました。
大工の手で本来の姿を取り戻し、
オイルで仕上げ、より美しく。

工場にて製材後、棟梁により仕上げ加工を施し、現場に持ち込み取り付けました。

ケヤキは堅木で、昔から構造や床板など様々に利用をされてきましたが、暴れやすい性質もあり扱うのには大変な一面もあります。最近では加工に手間がかかることにもあり、利用頻度がめっきり減りました。しかし、ケヤキの杢目は素晴らしく表情豊かで、愛着がわきついつい触れたくなります。今回も最後にオイルを塗り、見違えるように表情豊かになりました。
弊社では、永く住まわれたお宅に使われていたケヤキの柱、梁、床板などを改めて加工し直し、新築のお宅に再利用させていただいたりもしております。

最後に、今回和室は4.5帖とあえて小さく作りました。そこに床の間と床柱を設置しております。
家づくり全体に言えることですが、空間に合わせて材料の見付けや見込みを調整します。ですので、今回は弊社倉庫より小径の良母(リョウボ)という木を選び取り付けております。倉庫には銘木のストックが山のようにございますので、家づくりに是非ご活用ください。

良母だけでなく、錆丸太や絞り丸太も。
ダイニングと間続きの和室。一段高くし上質な空間に。

今回、展示場ではいろいろな樹種の木を使用しておりますが、不思議なもので木々どうしは表情や色が違っても、全体としてなじみ、空間に安らぎを与えてくれます。

展示場ということで工期も2ヶ月とかなりタイトでしたが、大工さんや協力業者の職人さんも一生懸命心を込めてつくっていただきました。まだまだ展示場についてお話ししたいことはたくさんございますが、是非「杉木立展示場」にお越しいただき、実際に見て触れてぬくもりを感じていただければと思います!

永和住宅 設計部  木村

こちらから展示場の見学予約が可能です!

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