バリ島の不思議なコーヒー
永和ブログ
こんにちは。営業部企画の畑です。 新入社員として昨年4月に入社してから、約1年が経とうとしています。 社会人の大変さや楽しさを実感し、学生のころと比べるとあっという間の1年だったなと感じています。
初めてのブログになりますが、今回はインドネシア・バリ島の少し変わったコーヒーについてお話ししようと思います。
バリ島には、”コピルアック”というコーヒーがあります。 「死ぬまでに一度は飲みたい」とも言われるほどの有名で高級なコーヒーなのですが、実は、動物のフンからできるコーヒーなんです。
ジャコウネコという動物がコーヒーの実を食べ、体内に残った種が消化されずにフンとして排泄されます。その種の中から豆を取り出し、洗浄・天日干しした後、焙煎して作られます。ジャコウネコのお腹の中で発酵されるため、他とは違う独特な香味が生み出されるそうです。
ジャコウネコ
天日干し中のコーヒー豆
私は”Uma Pakel”というお店で、コピルアックができるまでの過程を説明してもらい、実際にジャコウネコやそのフンを見ることができました。 フンを飲むのか…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、フンとして出てきた種の中から取り出した豆を使用しますし、しっかりと洗浄+高温で焙煎されるのであまり気にしなくて大丈夫だと思います(笑) 説明の後、コピルアックを飲んでみました。私は普段コーヒーを飲まないのであまり違いが分からなかったのですが、飲みやすく、1杯飲み切ることができました。酸味が少なくてまろやかなんだそうです。 コピルアックを1杯注文すると、14種類のコーヒー・紅茶のテイスティングとバナナチップスが無料でついてきました。 正直すべてが美味しいわけではないのですが(笑)、カラフルで色々な味があってとても楽しめました。
コピルアック(右下)とテイスティングたち
売店にて
売店も併設されているので、コピルアックを豆や粉で購入することも可能です。 日本でコピルアックを飲もうと思うと、1杯数千円するそうですが、現地ではかなり安く購入できるので、お土産にピッタリです。
ちなみにこのお店では、”Bali Swing”という森の中にあるブランコも体験することができます。 初めは少し怖いのですが、大自然の中にダイブしたようなとてもいい気分になれました。
“Uma pakel”は、バリ島に行った際にはぜひ訪れてみてほしいスポットのひとつです。コピルアックも機会がありましたら一度飲んでみて下さい。
4月から社会人2年目になりますが、これからますます1年1年が早く過ぎていくのだろうなと感じています。 今年も色々なことを楽しみながら、充実した1年を過ごしていきたいと思います。 そして、早く自由に旅行に出かけられる日々が戻ってくることを祈っています。